古庄親方の初級試験コラム#002「第1章 イントロダクション」

文字コード、改行コード、コメント

「1.4 PHPの基本構文」 から、いくつか特に重要だったり引っかかりやすかったりするところを少し解説していきます。

「1.4.3 文字コードの設定」 では、まず前提として「文字コード」「文字エンコーディング」について理解をしておくとよいでしょう。

Googleなどで検索をする場合は「(符号化)文字集合」「(文字)符号化方式」という言葉で調べてみるのもよいかもしれません。
最近のWebの世界では「通常、UTF-8」なので、設定が必要な時は「UTF-8にする」と覚えておくとよいでしょう。

また、いわゆる「半角と全角(正しくは、シングルバイト文字とマルチバイト文字)」も注意しましょう。

コメントを除いて、PHPのプログラミングでは、基本的に「シングルバイト文字のみ」が使われます。

ただ、コメントを書く時などで日本語入力してからコードを書くと意図せずにマルチバイト文字の記号や空白などが含まれてしまうことがあり、エラーにつながります。

コメント以外を書く時は、「日本語入力になっていない」事を確認する癖をつけるとよいでしょう。

「1.4.4 改行コードの設定」 では、まず「改行コード、と一言で言われるが、実際には3種類(CR、LF、CRLF)ある」事を理解しておくとよいでしょう。
書籍にもあるとおり、通常PHPだと「LFを改行コードとする」事が多いので、設定をしっかりしておけば、困る事は少ないと思います。

「1.4.9 コメントは開発者のための備忘録」 もしっかりと読んでおきましょう。
特に学習始めの頃は、サンプルのコメント以外でも、自分が気づいたことや思ったこと、疑問点などをコメントに書いておくと、後で読み返す時に役立つ事も多いと思います。
たくさんコメントを書いて、しっかりと各サンプルコードを「かみ砕いて理解する」ようにしましょう。

ただ、コメントを日本語で書くときは、上述の通り「プログラムを書く事、に戻る時にちゃんと日本語入力をoffにする」事を強く意識しておきましょう。

このコラムに関連するコードはこちらになります( https://github.com/php-engineer-examination/php8_column_beginner/blob/main/src/02.php )。
今回のコードは「コメントの書式」だけになるので実行してもなにも起きませんが、実際のコードでのコメントの書き方を一度確認しておきましょう。

PHP技術者認定試験については以下をご覧ください。
https://www.phpexam.jp/summary

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