【2025年PHP総括】8.5リリース・全国カンファレンス開催(数字で見る「PHPが選ばれ続けた1年」と2026年の学習戦略)

このコラムでは、主にこれからPHPを学習しようと考えている若手のエンジニアや、エンジニア希望の方向けに、 PHPについての最新情報やPHP試験に関する内容を取り上げていきます。

2025年も色々なことがありました。
この1年、PHPは着実に利用と人気を維持し、バージョンアップによる進化と多くの実績が見られました。そこで、これからPHPを学ぼうとしているエンジニアの皆さんに向けて、2025年のPHP界隈を数字で振り返りながら、2026年の学習戦略をご紹介します。

目次

2025年、PHPに起きた3つの大きな出来事

1つ目:PHP 8.5リリース

2025年11月20日、PHP 8.5(※1)が正式リリースされました。注目機能の1つはパイプ演算子です。従来の入れ子構造のコードを、データの流れに沿って左から右へ読める形に変革する機能で、コードの可読性が大きくに向上しました。

参考までに公式ページに掲載されているコードを見てみます。

【PHP 8.4以前】

$title = ‘ PHP 8.5 Released ‘;$slug = strtolower(
str_replace(‘.’, ”,
str_replace(‘ ‘, ‘-‘,
trim($title)
)
)
);var_dump($slug);
// string(15) “php-85-released”

【PHP 8.5】

$title = ‘ PHP 8.5 Released ‘;$slug = $title
|> trim(…)
|> (fn($str) => str_replace(‘ ‘, ‘-‘, $str))
|> (fn($str) => str_replace(‘.’, ”, $str))
|> strtolower(…);var_dump($slug);
// string(15) “php-85-released”

パッと見、コードの実行フローがかなり分かりやすくなったように見えます。データが各処理のステップをウォーターフローのようにスムーズに通過し、可読性と保守性が大幅に向上します。

また、URI拡張モジュールの標準搭載、クローン時のプロパティ変更機能など、開発者の生産性を高める機能が多数追加されています。PHP 8.4(2024年11月リリース)のプロパティフックに続き、PHPは毎年着実に進化を続けていることが分かります。

さらに注目すべきは、年間を通じて3月・7月・12月と定期的にセキュリティアップデートが実施された点です。PHP 8.1から8.5まで並行してサポートされており、長期運用の安心感があります。
(※1)https://www.php.net/releases/8.5/ja.php

2つ目:全国11カ所以上でカンファレンス開催がされた、活発なコミュニティ

2025年、日本各地で11以上のPHPカンファレンスが開催されました。

  • PHPカンファレンス2025(東京):6月28日、大田区産業プラザPiOで開催
  • PHPカンファレンス関西2025:7月18-19日、神戸で2日間開催
  • PHPカンファレンス広島2025:10月11日開催
  • PHPカンファレンス香川2025:11月24日、披雲閣で開催

これに加え、小田原、福岡など全国各地で地域密着型のイベントが盛況でした。
2000年から続く日本最大のPHPイベントが26回目を迎え、数千人規模のエンジニアが集まる状態は、PHPコミュニティの健全性と活力を示していると言えます。

3つ目:市場価値として、平均月額単価72.9万円

2025年9月時点のフリーランス市場調査によると、PHPエンジニアの平均月額単価は72.9万円(年収換算約875万円)でした。案件数は全体の12.76%を占め、プログラミング言語別で第2位。求人倍率も安定して高水準を維持しています。

さらに注目すべきは、世界のWebサイトの77%がPHPを使用している(W3Techs調査)という圧倒的シェアです。WordPressの普及、Laravel 12のリリース(2025年2月、2年間LTSサポート付き)など、エコシステム全体が活性化しています。

2026年の学習戦略:体系的な基礎固めが成功の鍵

2025年のPHPの状況を見て、「PHPは今も、そしてこれからも選ばれ続ける言語」だということが分かります。しかし、PHPの原理原則を理解して、新機能を使いこなし、仕事として案件を獲得するには、体系的な基礎知識が不可欠です。

ただ、単にPHPの体系的な基礎知識を習得すると言っても基準や目標が欲しいものです。
「PHP8技術者認定初級試験」(※2)では、基本的なPHPプログラムの基本知識を問う試験として、入門編のマイルストーンと位置づけることができます。「PHP8技術者認定上級・準上級試験」(※3)では、実用的なプログラミングテクニックを問う試験となり、PHPの上級者のマイルストーンとなります。
(※2)https://www.phpexam.jp/summary/novice8
(※3) https://www.phpexam.jp/summary/expert8

PHP技術者認定機構が提供する試験体系は、「経済産業省のITスキル標準(ITSS)に正式認定」されており、企業からの信頼性も抜群です。PHP8技術者認定初級試験(ITSSレベル1)からPHP技術者認定ウィザードまで、体系的なスキル証明が可能です。

これからPHPを学ぶ方、学び直す方、別の言語のプロフェッショナルで、PHPの習得も始めた方など、PHPを学習するにあたっては「PHP技術者認定試験」を活用し理解力をチェックすることも学習スケジュールに入っているとより有効です。

試験については、PHPの技術知識について以下のポイントをカバーできます。

  • 自分の知識を高めたい
  • PHPの実力を把握したい
  • 会社における基準の1つとして使いたい

ぜひこちらのページもご覧ください。
https://www.phpexam.jp/summary

現在、「PHP技術者認定試験」は以下の試験を実施しています。ご自身のレベルとPHPのバージョンによって選択ができますので、ご興味あるものがあればアクセスしてみてください。

  • PHP8技術者認定初級試験 ITSS レベル1
  • PHP7技術者認定初級試験 ITSS レベル1
  • PHP5技術者認定初級試験 ITSS レベル1
  • PHP8技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3
  • PHP5技術者認定上級・準上級試験 ITSS レベル2/3
  • PHP技術者認定ウィザード

また、PHP技術者認定試験では、合格体験記を合格者の方に頂いております。これから試験を受験されたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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