上級試験合格体験記:原田裕介様

・所属会社・団体のURL:http://kunikiya.jp
・お名前: 原田裕介様
・エリア:関東
・合格グレード:上級試験/初級試験

Q1:PHP経歴年数とPHPに出会った際の第一印象についてお教えください。
高 校年の時からなので7年程です。当時流行の携帯向けホームページ作成サービスを使ってガラケーでタグをポチポチしていましたが、CGIというものを使うと もっと凄いものを作れると聞いて、perlに出会いました。半年ほどperlと格闘して掲示板を作ったりしていましたが、ある時PHPの本に出会いまし た。perlのHTMLを埋め込み辛さに嫌気がさしていた私にとって、HTMLにスクリプトを埋め込めるPHPとは衝撃の出会いでした。

PHP開発者のRasmus Lerdorfさんの名言でこんな言葉があるそうですね。
「問 題を解くのが好きなだけで、プログラミングは大嫌いです。」「PHPは、歯ブラシみたいなものですね。毎日使うものですけど、だから何でしょう?誰が歯ブ ラシの本なんて読みたがります?」私はプログラミングは嫌いではないですが、プログラミングよりWEB開発が好きです。ただコードと向き合うのではなく、 何かを作るために最適なアシストをしてくれるPHPという言語は非常に便利な歯ブラシだと思います。でも私はその歯ブラシが大好きです。自由過ぎて非常に 難しい言語ですが、自分にとっては最も愛すべき言語です。

Q2:PHP技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
長 らくPHPで開発をしていたので初級試験は初めの頃にWEBで知り、なんなく取得できました。その後上級を始めるという事でβ試験を含め何度か受験させて いただきました。配列の内部順序、SPL、PHPの拡張など普段の開発で使わない項目も多く最初は30点も取れなかったと記憶しています。コツコツ勉強す るのが得意ではなくIPAのセキュリティスペシャリスト等はほとんど勉強せず取ったりしていましたが、この上級試験はそう甘くありませんでした。

オ ライリーの書籍を読み込んでサンプルコードを動かし、ITトレメに掲載された模擬問題を解いて、足りないところ(特に5.3の新機能)を公式のマニュアル で読んで補填するといった形でかなり時間をかけて勉強し、何とか合格できた形です。オライリーの本に至っては裁断してデータ化した上で移動中に読んでお り、元の本も風呂場で読んでいたためもうボロボロでもう一冊買おうかと思ったほどでした(笑PHPの上級と言うに相応しい難易度の試験であり、手ごわいも のだったかと感じています。

Q3:PHP技術者認定試験を受けて満足していますでしょうか?
複数回チャレンジしているので一先ず安心と言ったところです。ですが、ここで満足しきらずにウィザードにも挑戦していきたいです。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
No、ありません。IPAの情報処理技術者試験の一時金は多少ありますが、ベンダー系の資格はほとんどないですね。そういった会社でも資格補助が出るような資格になると誇らしいです。さらには一時金ではなくて継続して出ると良いですね。

Q5:技術者として大事にしていることはなんですか?
技 術だけにこだわり過ぎて、ユーザーの求めるものやビジネスモデルを見失わないことです。その上で日々少しずつでも成長していきたいです。エンジニアなので 職場でも順調に仕事をこなせば技術力は向上していきますが、それとは関係なく自発的に学んだり実験することも大切にしています。そして何より開発を楽しむ ことです!

Q6:技術者としての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
特定の技術分野で「あの人有り」と言われるようなレベルの高い人間になりたい、その上でさらに多くの人に使ってもらえるWEBサービスを作りたいです。それでご飯が食べていければ言う事無しですね。

将来は大好きなエンジニア仲間とPCを囲んで開発しながら生きていきたいです。

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