上級へ続く “中間地点” 書けるようになった、その次

PHPに限りませんが、その言語を学んでまずはじめに到達するべきは「やりたいことがその言語で書けるようになること」です。
ここがまずスタートラインになります。

しかし「最低限、その言語で書きたいことが書けるようになる」ところで歩みを止めてしまうのは、少しもったいない気がします。
(他言語でもそうですが)PHPにはたくさんの「(PHPが提供している)関数」があります。
また「定義済みのクラス」もあります。上級試験に出てきたSPLは、定義済みのクラスの1つですね。

こういったものを知っていると、例えば自分で何行も何十行も使って頑張って書いていたものが、実は「提供されている関数によって、とてもシンプルに書ける」なんてことも少なからずあったりします。
なので、言語を学ぶ上で一つ重要なのは「その言語の文法を学ぶこと」ですが、それと同じくらい「その言語が提供してくれている機能を学ぶ」ことも重要になってきます。

さてそういったものを学んでいると本当に色々なものが書けるようになります。
ではそこが「ゴール」なのか? と問われると然に非ず。世界には「他の人が作ったライブラリ」というものが、たくさん存在します。

こういったライブラリを「何も考えず検証せず手当たり次第に使う」のも幾分気になるところではあるのですが、ライブラリを「全く使わない」のはかなり難しいと思われるので。
他の人が提供しているライブラリを「知り」「検証し」「適切に使う」ことは、実務での実装において、とても重要なことになります。

そして、それらのライブラリを検証するにしても使うにしても、最終的には「PHPの基本的な技術と知識」が不可欠になるので、そのあたりはやっぱり「しっかり鍛えておく」必要があります。

まずは、自分でコードを書けるようになる。
次に、PHPが用意している機能を知り、使えるようになる。
さらに、外部のライブラリを知り、理解して使えるようになる。

そうやって新しいものを知ると、それまでよりも色々なコードが書けるようになります。
そして、色々なコードが書けるようになると、今まで理解できなかった関数やクラス、ライブラリの中身も、少しずつ理解できるようになってきます。

「書く」「知る」「使う」「理解する」を繰り返しながら、少しずつ出来ることを増やしていく。
初級から上級へ進んでいく過程は、そんな繰り返しなのかもしれません。

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