初級試験合格体験記:森本真史様

・お名前:森本真史様
・エリア:近畿
・合格グレード:初級

Q1:PHP経歴年数とPHPに出会った際の第一印象についてお教えください。
PHP の経験年数は2009年に転職のために使うようになってからの約4年です。初めてのWEB系言語ということで、最初は選考課題提出用として簡単なWEB フォームを作成しました。第一印象は初心者でもある程度プログラムを作れてしまう言語なんだなといった印象でした。初めてWEB系のプログラムを書いた経 験になりました。他のWEB系言語は経験があまりないため、その差異については分かりかねますが良くも悪くも誰でも取っ付きやすい言語であるという印象で す。そのためセキュリティに欠陥があるコードを書いてしまいがちになると思うのでプロとしてプログラムを作っていくのであれば、まずはセキュリティについ て勉強して、堅牢なプログラムを作ることができるようになる必要があるといった印象です。また、型がゆるいので素早くコードが書けてしまいますが、そのあ たりのことにも注意を払って書くようになる必要があると思います。

Q2:PHP技術者認定試験を受けたきっかけと勉強方法についてお教えください。
一 度はフリーランスになろうと会社を離れていましたが移住し再度、現場でチームの一員になって開発を行いたいと考えるようになり移住と転職活動をすることに なり、自分には上級レベルのスキルがあると自負しておりましたがその際にまずは手堅く初級を取得しようと考えました。金銭的にも逼迫しており失敗したくな かったことも理由の一つです。なにも資格がないよりは、最低限の証明として取得しておこうという考えで受験しました。勉強方法についてですが、これは O’ReillyのはじめてのPHP5を使用しました。既にある程度主立った箇所については読んでいたのですが、後ろのほうのあまり分かっていないであろ う部分をしっかり読んでおきました。あとは初級の問題集が出ていたのでそれも全て解答し間違えた問題について解説を読み、穴をなくしていくというスタイル で勉強しました。試験専用で対策を行った期間は一週間くらいになります。

Q3:PHP技術者認定試験を受けて満足していますでしょうか?
あ る程度満足しています。満点取れると思っていましたが、意外と基本的なところにつまづいてスコアは8割程度になりました。そういう意外なところに弱点があ ることが分かったり、マイナーな部分も試験対策のために勉強したことでこんなこともできるんだなと非常に勉強になりました。転職にはとりあえず初級を取得 しておけば場所を選ばなければ、最低限プログラマとしてどこかには入ることができるだろうとその点では転職には少しは役に立つだろうと受験しました。結果 として現在は、それなりの好待遇の現場に決まりチームのエースとして開発を行っております。既に上級レベルのスキルが自分にはあると自負しているため、次 は上級を受験予定です。現在も対策を行っております。前回同様に自分の弱点が分かり非常に勉強になります。あえてひとつ不満を挙げますと、当資格が国際的 に認められていない点です。私は活躍の場を海外に移すため現在準備をしておりますが、その点が唯一物足りない点かもしれません。

Q4:会社からの受験補助や資格手当がありましたでしょうか?
No

Q5:技術者として大事にしていることはなんですか?
日々の研鑽を怠らないことです。現在現場で使用している言語や技術について、知らないところがない、誰よりも知っているそう自負できるようになるほどまで開発技術の習得に励むことです。
ま た、技術者としての普遍的なスキルの習得も重要だと考えております。柔軟な設計であったり、クリーンなコードを書くことも重要だと考えております。そのた めの書籍を購読したりといったことも行っております。また、エンジニアは他者の業務を効率化していくことがミッションになってくるのでまずは自分を効率化 することが必要になってくると考えております。コード編集の効率化のためにvim等のエディタ操作方法を身に付け、機能を拡張していったりフレームワーク を用いて高速開発を行うのであれば、それについて徹底的に調査し必要があれば改良する。jenkins等のCIを導入し、自動化できることは自動化し効率 化する。そのようにまずは自分を限りなく効率化することが重要だと考えております。

Q6
:技術者としての今後の計画・夢・目標についてお教えください。
私 は常に技術者としてだけではなく、一人の人間として常に向上心を持ってあらゆる物事に取り組んでおります。そのなかでも技術者として一流になりたいという 考えは強く持っております。まずは自分自身を限りなく効率化しないことには他者を効率化することなどできない。そういった考えで、自己の研鑽に励んでおり ます。そのためには多種多様な技術に対して好奇心を持って、それらについて調べていくといったことが必要になります。コンピュータサイエンス等の基礎的な ことや、英語等の外国語習得や自分の頭をもっとよくしてくためのトレーニングも必要だと考え、そらに取り組んでおります。またエンジニアは他者と協力して 業務を行っていくため、物事の伝え方についても重要になってくるので相手に説明する前に、自分の中で咀嚼し、どう説明すれば伝わるかを考えてから説明を行 うといった努力も行っております。現場における使用言語はもちろんその他の使用技術に誰よりも詳しくなるというスタイルを基本に開発に向き合い、ゆくゆく は大手外資系の企業や海外で腕を振るっていきたいと考えております。

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